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【26-28卒向け】インターンシップの内容の考え方|最新の動向から実施時期、プログラム例まで解説

近年、新卒採用の活動時期が年々早期化し、企業と学生が出会う機会として「インターンシップ」の重要性がますます高まっています。
一方、インターンシップで「どんなプログラムを企画すればいいのかわからない」と悩む方や、「今のプログラムに課題がありそうだが、どう改善したらよいかわからない」と頭を抱えている方も多いかと思います。特に学生側の期待値が高まっている今、適切な内容を用意しなければ、なかなか魅力を感じてもらえず、採用成果にも影響を及ぼしかねないでしょう。
この記事では、インターンシップにおける最新の動向や、学生目線での「良いインターンシップ」の特徴、期間ごとの特徴やプログラムの例、そして具体的な内容の決め方から運営上の注意点まで、幅広く解説します。採用の現場で活用できる実践的なポイントを盛り込みましたので、参考にしていただけますと幸いです。
INDEX
1.インターンシップの動向
まずは、インターンシップが近年どのように変化し、なぜ注目を集めているのかを見ていきます。企業を取り巻くルールと学生の意識の変化を知ることで、より効果的なインターンシップづくりの基盤をつかむことができるでしょう。
1-1.インターンシップの目的の変化
そもそも日本でインターンシップが普及し始めた頃は、就業体験を通して「学生の社会や仕事への理解を深める」ことを主な目的に実施されていました。しかし近年では、新卒採用の競争激化が進む中で、「できるだけ早い時期からインターンシップを通じて学生と接点を持っておきたい」という企業の意図が強くなってきています。
一方で、学生側も早くから就職活動について考え始める人が増え、「企業の実態を早めに知りたい」「本エントリーの前に志望先を絞り込みたい」という希望が高まりつつあります。そのため、近年におけるインターンシップは単なる就業体験ではなく、開催する側・参加する側にとっての「新卒採用・就職活動の入り口」という目的で捉えることが重要です。
1-2.インターンシップの実施と参加の状況
リクルート就職みらい研究所の調査によると、企業のインターンシップ・1day仕事体験の実施率と学生の参加率は、どちらも右肩上がりで高まり続けています。コロナ禍の影響で新卒採用全体が停滞した2022年卒向けで一時的に下がったものの、そこから2023年卒向け以降では、再び70%を超える高い水準で推移しています。
つまりはインターンシップを実施しないだけで、7割以上の学生と出会うタイミングが遅れ、他企業から一歩出遅れる可能性があるということです。このようにインターンシップの実施と参加が当たり前になりつつあるからこそ、ただ実施するだけでは有利にならず、他社より魅力的な内容であることが、さらに重要になってきています。
(参照)就職白書2024|リクルート就職みらい研究所
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/hakusho2024_0424-2.pdf
1-3.インターンシップの定義
2025年卒からは、文部科学省・厚生労働省・経済産業省が合意した新しい仕組みにより、インターンシップが4つの類型に分けて定義されるようになりました。以下の4つの内、タイプ1と2は「インターンシップ」という呼称での広報ができず、取得した学生の情報を採用活動に活用することもできないため、注意しましょう。
「何が変わるの? これからのインターンシップ」(https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/039_leaflet2.pdf) P7・8などを参考にリクルートマネジメントソリューションズにて作成
1-4.インターンシップと本選考の関係
前章で整理した4類型における、タイプ3と4のインターンシップに関しては、参加者向けに企業説明会への案内を送ったり、書類選考や一次面接などを免除したりと、広報活動・選考活動の開始時期以降であれば、取得した学生の情報を活用できます。
実際にリクルート就職みらい研究所の調査によると、2024年卒の採用でインターンシップ等を実施した企業の内、「内定者の中に自社のインターンシップ等の参加者がいた」と回答した企業は8割を超えています。同様に、2024年卒でインターンシップに参加した学生の7割以上が「インターンシップ等の参加企業または同業種に入社予定」と回答しています。
企業と学生どちらにとっても、インターンシップはその後の選考とのつながりが強まってきているということです。
就職白書2024|リクルート就職みらい研究所
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/hakusho2024_0424-2.pdf
2.学生にとって良いインターンシップとは
インターンシップを採用の成果につなげるには、企業のメリットになるだけでなく「学生にとっても価値のある形式・内容」で実施する必要があります。学生にとって良いインターンシップの条件は、学業などと両立しながらでも「参加しやすい」こと、そして参加後の「満足度が高い」ことです。
2-1.学生が参加しやすいインターンシップとは
株式会社マイナビが、2025年卒の学生を対象に3年次(2023年)の6月時点で実施した調査によると、「インターンシップ・仕事体験の応募や申込みをするにあたり、重視すること」に対して、「興味のある業界・職種である」に次いで「授業・研究・試験などと日程が重複しない」「参加期間が短期間である」という回答が上位となっています。
同じく2025年卒の学生を対象にした3年次(2023年)の10月時点の調査では、「今後参加したいインターンシッププログラムの特徴」に対して、以下の回答が上位10件となっていました。
- 複数日程のなかから参加日を選べる
- 対面形式で開催される
- 採用選考で有利になる
- 冬期・春期休暇中に開催される
- 交通費が支払われる
- 土日祝日に開催される
- 現場で働く社員の話が聞ける
- オンラインで開催される
- フィードバックがある
- 見つけてから1か月以内に開催される
こうした調査結果から見ても、インターンシップへの参加の検討において、時間や交通費などの負担が少なく、都合の良い日程・形式を選べることが、内容と同じくらい重要であることがわかります。
2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月)|株式会社マイナビ
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2023/07/s-internship-25-6.pdf
2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)|株式会社マイナビ
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2023/10/s-internship-25-1014.pdf
2-2.学生の満足度が高いインターンシップとは
2025年卒の学生を対象にした株式会社キャリタスの調査では、インターンシップの4類型において、短期間の「タイプ1・2」より長期間の「タイプ3・4」のほうが、学生の「理解度」「満足度」が高い、という結果が出ています。また同調査では、「社員との接点の有無」と「学生の成長実感の有無」が、インターンシップに対する満足度と深い関わりがあるという結果も表れています。
学生にとって良いインターンシップを実現するには、なるべく参加のハードルを下げつつも、内容は濃密にしなければならない、ということです。
インターンシップ等に関する特別調査|株式会社キャリタス
https://www.career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/internshipchosa_202404.pdf
3.インターンシップの期間と時期
インターンシップは期間によって、実施できる内容や学生の参加ハードルが変わります。数時間~1日程度の「1day」、5日~2週間程度の「短期」、1か月以上の「長期」、という3パターンに分けて、それぞれの特徴を理解しましょう。夏期・冬期といった実施時期についても、あわせて解説します。
3-1.1dayインターンシップ
1dayインターンシップでは、主に会社説明や簡単なグループワーク、職場見学などを行います。企業側の準備コストが低く、学生も気軽に参加できるのが大きなメリットです。
一方で、職業体験としては物足りない内容になりやすく、「インターンシップ」という呼称での広報や、取得した学生情報の本選考への活用もできません。そのため、じっくりお互いの理解を深めるというよりは、多くの学生に自社を知ってもらう目的で実施するのが良いでしょう。
3-2.短期インターンシップ
短期インターンシップでは、会社説明に加えて実際の業務に近い内容を体験してもらうことができます。1dayよりも、仕事や職場について深く理解してもらうことができ、社員との接点も多く用意できるため、学生の満足度を高めやすいのがメリットです。一定の条件を満たせば、「インターンシップ」という呼称での広報や、取得した学生情報の本選考への活用もできます。
一方で、学生はまとまった時間を確保するハードルがあり、企業も1dayより準備や人員が必要なため、大学の夏期休暇などのタイミングに合わせて、選考に活かすつもりで腰を据えて取り組むといいでしょう。
3-3.長期インターンシップ
長期インターンシップでは、数か月以上に渡って給与を支給しながら実際に働いてもらうことになるため、短期よりもさらに企業と学生がお互いへの理解を深めやすいです。インターンシップ中に学生の能力と適性を見極め、形式的な選考はせずに内定を出すことも十分あり得ます。
一方で、日常的な業務を学生に任せる体制を作る必要があり、学生も長期に渡って働くのには一定のハードルを感じるため、どうしても実施できる人数には限りがあります。1day・短期とは違って、新卒採用のスケジュールを意識せず、自社に強くマッチする学生を早い段階から見つけ出すために実施すると良いでしょう。
3-4.インターンシップの実施時期
リクルート就職みらい研究所の調査によると、2025年卒向けのインターンシップでは、大学3年次(2023年)の6月頃から実施が増え始め、8月頃と12月頃にピークを迎えています。特に5日以上に渡って実施する「タイプ3」のインターンシップは、大学が夏期休暇中である8月に集中しています。
まずは6月頃から多くの学生に知ってもらうための1dayインターンシップをスタートしつつ、大学の夏期休暇に合わせて8月頃に内容の濃い短期インターンシップを実施、そこから秋冬にかけてさらなる認知拡大や企業理解の向上を目的にした1dayインターンシップで学生との関係を盤石にしていく、という流れが理想的と言えるでしょう。
就職白書2024|リクルート就職みらい研究所
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/hakusho2024_0424-2.pdf
4.インターンシップのプログラムの例
基本的なインターンシップのプログラムを、いくつか紹介します。ゼロから考えるよりも、この内容をベースにしつつ、実施期間に合わせて組み合わせたり、自社に合わせてアレンジしていくと企画がスムーズに進むはずです。
4-1.仕事体験
実際の業務に近い内容を体験してもらうプログラムは、インターンシップの基本であり、企業と学生がお互いの理解を深める上でも非常に有効です。
単に指示通りの作業をこなしてもらうのではなく、何らかのゴールを設定し、その達成に向けて学生が創意工夫できるような内容を設計すると、満足度が高まりやすくなります。
4-2.ワークショップ
グループで何らかのテーマについて話し合いながら課題解決を目指すワークショップは、学生同士や先輩社員との交流が生まれるため、1dayなどの短い時間でも学生の満足度を高めやすいプログラムです。
より満足度を高めるためには、業界や仕事、就職活動に関連したテーマを設定し、社員からのフィードバックの時間を用意すると良いでしょう。
4-3.会社説明
その後の採用活動とのつながりを考えると、自社の事業や仕事について説明して理解してもらい、記憶に残してもらうことも非常に重要です。短期インターンシップで仕事体験の前後に会社説明の時間を設ける場合もあれば、1dayなどで会社説明そのものをメインのプログラムにすることもあります。
ただし会社説明を中心にする場合は、自社のPRをするだけでなく、業界や職種への理解を促す内容も絡めるなど、参加者にとっても学びのある時間になるように設計しましょう。
4-4.業界・職種研究
自社について説明する以前に、そもそも業界や職種について解説することも、立派なプログラムになります。特に就職活動を始めたての学生にとってはありがたい内容で、まだ自社を知らない・興味がない学生であっても、参加してくれる可能性があります。
業界・職種研究をワークショップのテーマにしたり、数日間のプログラムの中の1つとして組み込むのも良いでしょう。
4-5.自己分析
業界・職種研究と同じく、学生の就職活動に役立つプログラムが「自己分析」です。何らかの診断やワークによって、学生の特性や得意分野を明らかにし、それに対して適切なフィードバックやアドバイスができれば、企業に対して好感を持ってもらえることでしょう。
企業側としても、参加者した学生のタイプを知れるため、自社にマッチしているか判断しやすい、というメリットがあります。
5.インターンシップの内容の決め方
インターンシップの内容を決めるための手順を解説します。何から考えればいいかわからない、という方は、ぜひこの流れに沿って企画を進めてみてください。
5-1.インターンシップの目的を整理する
最初に取り組むべきは、インターンシップを通じて何を達成したいのか考えることです。多くの学生に自社を知ってもらうことが目的なのか、それとも早期から優秀な層にアプローチしたいのか、あるいは自社の価値観にマッチする人材を確実に見極めたいのか、といったように目的を整理することで内容の方向性が定まります。
ただし、ここであまりにも多くの目的を同時に叶えようとすると、結局どれも中途半端になりがちなので要注意です。
5-2.ターゲットの学生を明確にする
次に、どんな学生に参加してほしいか詳細にイメージします。ターゲットを明確にすることで、プログラムの内容や実施時期などを考えやすくなります。じっくり企画する業務を体験してもらうのがいいのか、周囲と協調する力が見えるワークショップがいいのか、などターゲットとなる学生の人物像によって最適な内容は変わってきます。
また、インターンシップを採用活動につなげることを踏まえると、自社で活躍できそうなポテンシャルを持った学生に参加してもらうことが理想的です。そのため、本選考における採用要件と一貫性のあるターゲットを設定しましょう。
5-3.学生に伝えたい内容を考える
企業としてアピールしたいポイントは、事業の特徴や働き方など、様々な内容が思い浮かぶかと思います。そこからターゲットの学生に対して、特に伝えたい内容を絞り込みます。
たとえば「若手に裁量がある」という点に焦点を当てると、実際に若手社員が取り組む業務を学生に体験してもらう、若手社員との交流の場を設けるなど、魅力が伝わりやすいプログラムを考えやすくなります。自社の魅力を考える上では、採用競合と差別化できるかも重要なポイントです。
5-4.形式・期間・実施時期を決める
ここまで検討を進めると、おおよその内容が決まってくるため、どのように実施するか具体的な形式や期間を考えます。
たとえば、企業の認知を広めるために1day説明会を早期に実施して、企業理解を深めるための短期インターンシップを夏期休暇の時期に実施するなど、目的ごとに機関や実施時期を変えるのも1つの手です。
5-5.協力者を集めて体制を固める
インターンシップを実施するには、人事部門だけでなく現場社員の協力が欠かせません。たとえば業務体験プログラムを組むなら作業をフォローする存在が必要で、グループワークでは進行やフィードバックを担当する社員が必要になります。
必要な協力者とそれぞれの役割を明確にして、早い段階から協力の依頼と丁寧な説明をしておくことで、当日の運営がスムーズに進みます。
5-6.実施後のフォローまで設計しておく
インターンシップを実施して終わりだと、せっかく参加してくれた学生とのつながりを失いかねません。株式会社キャリタスの調査でも、プログラム終了後の企業側からのアプローチの有無が、その後のエントリーに大きく影響していることがわかっています。
後からメールでフィードバックを送る、追加のプログラムを用意する、早期選考を案内する、など実施後にどうやってフォローするかを事前に決めておくことで、その後の採用活動までつなげやすくなるでしょう。
インターンシップ等に関する特別調査|株式会社キャリタス
https://www.career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/internshipchosa_202404.pdf
6.内容を考える上で注意したいポイント
最後にインターンシップの内容を考える上で注意したいポイントをまとめます。すでにインターンシップの企画を進めている、もしくは実施を控えている方も、内容に問題がないか改めてチェックしてみてください。
6-1.学生が参加しやすい形式と日程にする
せっかく素晴らしい内容のインターンシップを企画しても、学生が参加できなければ意味がありません。長期休暇に合わせる、複数の日程候補を用意する、対面とオフラインどちらでも実施するなど、なるべく学生が参加しやすいように工夫しましょう。
実施するインターンシップについて、なるべく早く詳細な情報を開示して、学生が参加の都合をつけやすいようにするのも重要です。
6-2.企業側の目線より学生の満足度を優先する
自社の魅力を伝えたい、優秀な学生を見極めたい、という企業側の都合が先行しすぎると、学生にとってはつまらない内容になりやすいです。株式会社キャリタスの調査でも、インターンシップへの満足度が高いほど、その後の本選考へのエントリーにつながりやすいことがわかっています。
インターンシップは、自社の新卒採用における目的を起点としつつも、具体的に企画を検討したり、実際に運営していく上では「学生にとって価値がある内容か?」を常に意識しましょう。
インターンシップ等に関する特別調査|株式会社キャリタス
https://www.career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/internshipchosa_202404.pdf
6-3.社員と双方向に交流できる場を作る
「学生の満足度が高いインターンシップとは」の章でも触れたように、社員との接点があるインターンシップのほうが、学生の満足度は高まりやすいです。実際に現場社員と会って話してもらうと、職場の雰囲気も伝わりやすくなります。
仕事体験では教える役割として社員をつける、グループワークの講評を社員から伝える、業界・職種研究の講座でも社員への質問時間を用意するなど、できる限り社員と双方向に交流できる機会をプログラムに含めましょう。
6-4.実施後には振り返って次回の改善につなげる
インターンシップを実施して終わりだと、学生の反応があまりよくなかったり、思ったようにエントリーや採用につながらなかったとしても、その要因を特定することができません。参加した学生にアンケートに回答してもらったり、協力してくれた社員と振り返りを行うことで、次回につながる改善点が見えてきます。
その後にインターンシップ経由で採用した社員もしくは内定者に対して、自社のプログラムに感じた魅力・課題、参加して良かった他社のプログラムなどについてヒアリングするのも良いでしょう。実施後は必ず振り返り、プログラムの内容はもちろん、時間配分、学生とのコミュニケーションの取り方など、細かい部分での改善を積み重ねることが、満足度の高いインターンシップを育てる近道です。
7.まとめ
近年、インターンシップは新卒採用に欠かせないものとなりつつあります。「やったほうがいいのはわかっているけど、何から考えたらいいかわからない」という方は、まずこの記事のプログラム例と考え方の手順を参考にインターンシップを企画し、実施してみてください。
最初から良いインターンシップを企画・実施することは難しいかもしれません。しかし、そこから振り返りと改善を繰り返していけば、確実に満足度の高いインターンシップを作りあげていくことができるはずです。
8.インターンシップでの適性検査SPI3の活用方法
リクルートマネジメントソリューションズの適性検査「SPI3」は、インターンシップの企画や実施にも活用できます。具体的には、以下のような活用方法があります。
- ターゲット設定
社員が入社前の選考中もしくは入社後にSPI3を受検していれば、その結果を分析することで「自社で活躍している人材の特徴」がわかります。活躍人材の特徴をベースにすると、インターンシップでターゲットとする学生の人物像も考えやすくなります。
- 選考の補助資料
インターンシップで受け入れられる人数が限られている場合は、選考にSPI3を活用することで、履歴書やエントリーシートのみで判断するよりも、自社にマッチした学生を見極めやすくなります。
- プログラムの題材
SPI3を受検結果は、客観的に測られた自分の性格と能力が見えるため、学生本人にとっても役に立ちます。インターンシップの参加者にSPI3を受検してもらい、結果について参加者同士で意見交換したり、先輩社員からフィードバックするようなプログラムを企画すれば、自己分析を深めたいと考えている学生の興味関心を惹くことができるかもしれません。
- 参加者のグループ分け
インターンシップに参加する学生にSPI3を受検してもらえば、その結果から参加者同士や先輩社員との相性も見えます。参加者のグループ分けや先輩社員からのフィードバックを行う際に、相性の良い人を組み合わせることで、より場が盛り上がりやすくなったり、社員に対して魅力を感じてもらいやすくなります。
ぜひ新卒採用の本選考だけでなく、インターンシップでも適性検査SPI3の活用をご検討ください。