お役立ちコラム

【SPIのWEBテスト】
その種類とそれぞれの特徴、メリットをご紹介

2022年11月02日
  • SPI3の特徴

近年、適性検査にWEBテストを導入する企業が増えています。
WEBテストの導入により、採点作業などが自動化され、ペーパーテストに比べてスピーディーに応募者の能力や性格を判断できるようになりました。WEBテスト導入により、適性検査と面接が同日に行えるケースも増えるなど、これまでの選考活動の流れにも変化がもたらされています。
WEBテストは受検者側にとっても大きなメリットがあります。遠方に住む応募者も自宅や最寄りの会場で適性検査を受けられるからです。SPI3が提供するWEBテストの3つの受検スタイルについて、それぞれの特性とメリット・デメリットをまとめました。

WEBテストとペーパーテストの違い

WEBテストとは、オンライン上で受検できるテストのことです。

従来の適性検査は、試験会場で実施される筆記形式のペーパーテストが主流でした。しかし近年は、インターネットの普及に伴い、多くの企業が適性検査にもWEBテストを導入するようになりました。

WEBテストの場合、試験が行われるのは試験会場に限らず、企業や自宅、テストセンター会場などのパソコンを使って受検することも可能です。受検日時を選ぶことができるタイプもあります。

採用時の適性検査にWEBテスト導入が進んでいる理由

WEBテストが多くの企業に採用されている理由は、採用活動の効率化にあるといえるでしょう。
大きく2つのメリットが挙げられます。

1)採用期間の短縮

企業側・応募者側の双方の時間が短縮されることは、WEBテストならではの魅力です。
インターネットを利用した適性検査なら、候補者側にとっても、自分の都合のよい日時で適性検査を受検することができます。就職活動の予定が立て込む新卒学生や忙しい中途採用候補者にとってもメリットがあります。

また、企業側にとっても候補者の受検が終わり次第、適性検査の結果をダウンロードでき、すぐに面接を行うこともできます。

2)コスト削減

企業の採用活動には、人手や時間などさまざまな形でコストが発生しますが、
適性検査にWEBテストを導入することで、ペーパーテストで必要となる問題用紙の運搬費用、保管費用、採点費用、採点後の回答用紙の処理費用などが不要となります。

SPI3では、受検見守りやテスト会場を用意しているテストセンター方式もあるため、これらを上手に利用することで従来の会場費用や試験監督費用を削減して、効率的に採用活動を進めることもできるのです。


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SPI3のWEBテストは3種類

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リクルートのSPI3が提供するWEBテストは、
「テストセンター(共通会場)」「インハウスCBT(企業の会場)」「WEBテスティング(自宅など)」
の3タイプに分けられます。

それぞれの受検方法の特徴を見ていきましょう。

● テストセンター(共通会場)

リクルートの提供会場であるテストセンターに、受検者が出向いて受検します。指定期間内で都合の良い日程・会場を予約し、会場のパソコンから受検する流れとなります。

テストセンターは全国主要会場7都市(東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・広島・福岡)の常設会場、新卒採用ピークシーズンには全国に臨時会場を用意しています。

※2022年10月11日受検分より オンライン会場含む


● インハウスCBT(企業の会場)

受検者は指定された日時に、応募企業または応募企業指定の場所に行き、指定のパソコンから受検します。面接を行う直前に行うことで、適性検査と面接を1日で終わらせることができます。


● WEBテスティング(自宅など)

受検者の自宅や学校のパソコンから受検します。受検者は指定期間内に、自分の都合の良い場所と日程で受検することが可能です。

3つのWEBテスト、それぞれのメリットや特徴

SPIのWEBテストは、3つのタイプそれぞれに異なるメリットがあるため、採用活動の予算や重視したいポイントなどによって選択することが重要です。

ここでは、3つのタイプそれぞれのメリットや特徴を見ていきましょう。

<テストセンター(共通会場)>

● 採用担当者の工数削減

リクルートの提供会場となるため、会場の手配や当日の運営・受検監督などを、すべてリクルートに任せることが可能です。そのため、採用担当者の負担を大幅に軽減することができます。

● 不正受検防止

自宅や学校などのパソコンから受検できるWEBテストの場合、本人以外が受検をする不正行為が行われるリスクがありますが、SPIのテストセンターでは、受検者は身分証明書による本人確認を行い、受検監督者の見守り下で受検します。そのため、不正行為のない適性検査を実施することが可能です。

<インハウスCBT(企業の会場)>

● 選考期間の短縮

インハウスCBTの場合、受検者が企業へ出向いて受検するため、面接日にSPI実施をすれば、適性検査から結果の確認・面接までを1日で完了させることができます。特に中途採用での利用をオススメしています。

● 自社でパソコンを準備する必要性

インハウスCBTの場合、自社でパソコンを準備いただく必要があります。そのため、大勢での同時受検を行う場合などには注意が必要です。

<WEBテスティング(自宅など)>

● 受検者に優しい

WEBテスティングは、受検者の負荷が最も少ない方法です。期間内であればいつでも自宅や学校のパソコンから受検できるため、遠方に住む応募者でも交通費をかけずに受検可能となります。

● コスト削減できる

企業側は、受検会場や受検監督者を用意せずに済むため、人的コストを省けるというメリットがあります。また、遠方から来る受検者が交通費を負担しないで済むのもメリットです。

● 不正受検の可能性

受検監督者がいないため、身代わり受検のような不正行為が行われてしまう可能性がゼロとはいえません。適性検査が重要な局面では、慎重に選ぶ必要があるでしょう。


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自社に最適なスタイルのWEBテストをSPI3で

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適性検査は、人材の能力や特性を定量的に把握するために欠かせないステップ。採用時のリスクを最小限に抑えるのにや役立つツールとして、各企業に取り入れられています。

また、企業の採用環境がきびしさを増し、採用担当者の負担が増す中、WEBテストはその利便性とメリットの多さから適性検査の主流となりつつあります。

>>適性検査の活用法や種類について詳しくはこちら

SPI3の提供するWEBテストでは、自社にとって最適な受検スタイルが選択できるように準備されています。さらに、ヘルプデスクなど受検者にとっての利用のしやすさにも配慮し、品質から運用まで日々検討を行っています。

適性検査のWEBテストにご興味があれば、ぜひSPI3の資料請求をお申し込みください。ご検討に必要な資料一式をお送りいたします。